過去にニッシン(NISグループ)で借入をしたもの返済が出来なくなってしまった場合、パインクレスト・アセット・マネージメント合同会社(東京都港区南麻布3-19-23オーク南麻布ビルディング8F)から「返済見直しについてのご相談」という表題で書類が届くことがあります。
内容としましては、返済条件の見直しについて相談に乗るのでまずはお電話を頂けませんかというものです。
パインクレスト・アセット・マネージメント合同会社は聞き覚えがない方も多いと思います。
この会社は、NISグループの破産手続きに伴い、NISが保有していた債権の譲渡を受けており、ニッシン(NISグループ)で長期間滞ってしまっている債権について積極的に取立てを行っております。
突然聞いたことも無い会社から請求がきてびっくりするかと思いますが、5年以上返済をしていない場合は、「時効援用」により支払義務を逃れることができます。
当事務所にご依頼頂く大半の方は「時効援用」により支払いをせずに済んでおります。
ですので、いきなりパインクレストに電話をするのではなく、自分はどこまで払っていたかを思い出していただければと思います。
なお、稀にニッシン(NISグループ)時代に裁判を起こされているケースもあり、その場合は時効にならないこともあります。
もちろん分割払いの交渉も可能ですが、クレディアや日本保証のように基本的には一銭もまけてくれませんし、今後の利息も要求してくる会社です。
では時効にならないならそのまま放置すればいいかというとそれも得策ではありません。というのもこの会社も容赦なく強制執行をしてくるからです。
もし支払いができない場合でも、自己破産や個人再生により借金問題は解決することができます。
今後のためにも、パインクレストから請求がきた際には、まず専門家にご相談ください。
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