当事務所へ相談のためご来所いただいた際に、マイナンバー制度で借入先や借入額、債務整理(自己破産・任意整理)をしていることが職場に知られるのではないかとよく尋ねられます。
巷のうわさやネット上の情報ではバレるとしているものがありますが、この点についてはマイナンバー制度を誤解しているものと思われます。
結論から言ってしまうと、職場にご自身がどこに借金をしているかを知られることはありませんし、債務整理歴もわかりません。当然、知人や家族にも自分から言わない限り、簡単にはわかりません。
確かに、金融機関とマイナンバーは結び付く予定ですが、ご自身の職場とは全く関係が無い事ですし、消費者金融や信販会社などが利用している信用情報機関とマイナンバーが結び付く予定はありません(詳しくは内閣官房のHPをご参照ください。こちら)。
マイナンバー制は法律や条例で定められる社会保障、税や災害対策の分野における行政手続き円滑化のために利用されるものでありますので、過度に不安になる必要はありません。
返済が少しでも苦しいと思うようになったらそれは債務整理を検討する時期です。
頑張りすぎることによって、それこそ勤務先にばれてしまうという結果(給与差し押さえ等)になる可能性があります。
今は債務整理の相談は無料の時代です。今自分の借り入れ状況でどういった解決方法があるのかを確認するだけでも気持ちは楽になると思いますので、まずは最寄りの専門家に相談されることをお勧めいたします。
コメント