はじめに
リベラルアセット（又は代理人弁護士法人引田法律事務所）からの請求に困っている方は、気持ちが落ち着かない日々を過ごしているかもしれません。
そんな悩みを解決するための対処法や注意すべきポイントについて記載いたします。
リベラルアセットとは？
リベラルアセットは、東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号に本社を置く会社です。
（旧本店所在地：東京都港区虎ノ門一丁目7番12号）
東京証券取引所スタンダード市場に上場しているＪトラスト株式会社が親会社です。
一般の方にはピンとくる方は多くないと思いますが、この業界では非常に有名な会社であり、株式会社日本保証、パルティール債権回収株式会社を傘下に置いています。
架空請求をする会社ではないのかと質問されることも多いですが、この会社を騙った詐欺はないとは言えませんが、この会社自体は債権の発生原因がしっかりとしたものを請求してきます。
なお和解条件が厳しい業者であり、任意整理の依頼を断る事務所もあります。
企業情報
会社名：株式会社リベラルアセット
本社所在地：東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号
事業内容：債権回収業
リベラルアセットが譲り受ける債権（原契約会社）
・Gardia株式会社（ポチっとチャージサービス、ポチっと by バンドルカード）
・プラザ賃貸管理保証株式会社（レオパレス21の建物賃貸借契約における賃料債務保証事業を行っている会社です）
・ペットファーストクレジット株式会社（ペットショップの代金、ペット保険料等）
・株式会社グリーンアイランド（原契約会社：ユニマット、オリカキャピタル、ホワイトテラス等）
リベラルアセットの請求方法
リベラルアセットは自社で請求するよりも、弁護士法人引田法律事務所（東京都中央区日本橋小網町6-7第2山万ビル3階）を代理人にして請求してきます。
ちなみに弁護士法人引田法律事務所は債権回収代行業務を専門としている法律事務所です。
こちらの事務所もよく身に覚えがない、架空請求ではと質問を受けることがありますが、きちんと弁護士会に登録されている事務所であり、私が経験した中で、架空請求事案はありません。
債権回収というイメージやネットでの誤った情報でそのような誤解が生まれてしまっていると思います。
ですので、引田法律事務所から請求が来た場合、放置することは得策ではありません。
弁護士法人引田法律事務所は、このリベラルアセットのほか、日本保証、パルティール債権回収、アウロラ債権回収の代理人となり、楽天カード、ＰａｙＰａｙカード（ワイジェイカード）などの債権も請求してきます。
ショートメール（SMS）
■ご連絡のお願い
株式会社リベラルアセット（原債権者Gardia株式会社）の件についてご案内がございます。
問合せ番号：○○○○○○
【配信元】
弁護士法人引田法律事務所
東京都中央区日本橋小網町6-7
0120-551-899
株式会社リベラルアセットの件について
WEBから和解の申込が可能となりましたのでお知らせ致します。
■WEB専用申込フォーム https~
【配信元】
弁護士法人引田法律事務所
東京都中央区日本橋小網町6-7
0120-551-899
引田法律事務所に限らず、5年ほど前からSMSを使った債権の請求を行う法律事務所はとても増えておりますが、反面こんな請求方法は法律事務所は行わないと思われ、放置される方も増えております。
記載内容に心当たりが少しでもある方は、ご自身で判断せず、専門家に相談することをお勧めします。
電話連絡
電話番号を知られている場合には、フリーダイヤルの番号で請求の連絡をしてくることがあります。
通知書（受任通知書）
引田法律事務所からはリベラルアセットの件で、以下のような内容の文書が送られてきます。
当職は、株式会社リベラルアセット（以下「通知会社」という。）の代理人弁護士として、貴殿に対し通知いたします。
過日、当職において貴殿宛に、受任通知を発送しておりますが、賃貸借契約に伴う未払い家賃等のお支払いが現在に至るまで解決に至っておりません。
当職としましては、基本的には話し合いによる解決を念頭においております。
よって、本書面回答期限であります、○○年○月○日までにお支払い、又はご連絡をお願い致します。回答期限内に連絡を頂けない場合、通知会社の判断により、貴殿の資産（不動産、預金など）に対する仮差押、訴訟提起等の法的手段を講ずることもありますので、本書面をお読みになりましたら、速やかに当職宛にご連絡を下さいますよう、お願い申し上げます。
当職は、株式会社リベラルアセット（以下「通知会社」という。）の代理人弁護士として、貴殿に対し通知いたします。
過日、当職において貴職宛に受任通知を発送しておりますところ、遺憾ながら現在に至るまで貴殿との間で話し合いによる解決に至っておりません。
当職としましては、基本的には話し合いによる解決を念頭においておりますが、通知会社から貴殿に対する回収を受任しております関係上、〇〇年〇〇月〇〇日までにご連絡がいただけず、又は、下記指定口座へのご請求金額のお支払いがない場合においては、貴殿にお話し合いによる解決の意思がないものと判断し、法的手段を取らせていただかざるを得ないものと考えております。
その場合、訴訟提起のほか、場合により、貴殿の資産の仮差押、差押等の手段（なお、債務名義がある方に関しては、預金や給与の差押などをさせていただくことになります。）を講ずることもありますので、本書面をお読みになりましたら、速やかに当職宛にご連絡を下さいますよう、お願い申し上げます。
裁判を起こされた際には、裁判所からの書類のほかに『ご連絡』『法的手続き申立のお知らせ』が届くこともあります。
自宅訪問・勤務先訪問
リベラルアセットや引田法律事務所自体は自宅訪問や勤務先訪問は行いませんが、代理人の引田法律事務所はオリファサービス債権回収や日本インヴェスティゲーションといった調査会社に依頼して、自宅を訪問調査してくることがあります。
簡易裁判所からの訴状・支払督促
住所地を管轄する簡易裁判所に裁判を起こされることもあります。
強制執行（口座差押・給与差押）
リベラルアセットの請求を認める判決（債務名義）を取得されてしまった場合、預貯金の差押、給料の差押を行います。
執行官が自宅訪問を訪問する動産執行や最近一部の消費者金融で流行っている財産開示まで行うケースはあまり見たことがありませんが、今後行う可能性は否定できません。
解決方法
消滅時効
リベラルアセット（引田法律事務所）から請求を受けたり、裁判を起こされてしまった場合でも、最終取引日（期限の利益喪失日）から5年経過していると消滅時効援用により支払義務がなくなる可能性があります。
消滅時効が成立するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 最終取引日（期限の利益喪失日）から５年以上が経過している
- １０年以内に裁判を起こされていない
- 支払の約束（債務の承認）をしていない
支払義務がなくなることで、今後請求されることは一切なくなります。
気を付けていただきたいのが、５年以上滞納しているからと言って自動的に時効にはなりません。
必ず、「時効援用」を行う必要がございます。
そのため、先に裁判を起こされてしまい、債務名義を取得されてしまいますと時効にできたものが出来なくなってしまいますので、注意が必要です。
任意整理
消滅時効が成立しない事案であってもあきらめる必要はありません。
専門家（弁護士や司法書士）が依頼者に代わって交渉する任意整理という方法で完済を目指すこともできます。
任意整理とは、専門家が業者に利息の減免を求め、3～5年の分割払いの交渉をする債務整理方法を指します。
任意整理を依頼すると、請求や自宅訪問を止めることができます。
取立てに追い詰められていた方は、精神的にも楽になると思います。
なお、一部の事務所はリベラルアセット（引田法律事務所）とは和解ができないので、任意整理を受けないというところもありますが、当事務所はそのような業者であっても粘り強く交渉し、和解してきた実績があります。
他の事務所で断られた方もお気軽にご連絡ください。
また、裁判所を起こされてしまった場合でも、ご依頼頂くことで当事務所で裁判の対応いたします。
訴えられたけど、裁判所に行く暇がないからと簡単に諦めないでください。
自己破産・個人再生
消滅時効・任意整理が難しい場合であっても、裁判所の手続きである自己破産・個人再生を利用することで借金問題を解決することができます。
借金問題は何らかの方法で解決できますので、ご安心ください。
ご依頼について
当事務所ではリベラルアセット（引田法律事務所）から請求を受けた方からの債務整理（消滅時効援用・任意整理）のご依頼を数多く頂いております。
依頼するメリット
１．リベラルアセット（引田法律事務所）から請求・取立てを止めることができる。
２．リベラルアセット（引田法律事務所）と話す必要がなくなる。
３．裁判対応を任せることができる。
４．代理人として消滅時効援用通知書を発送する。
５．本人に代わって取引内容（契約内容）を調査することができる。
６．時効が完成したかを本人に代わって確認することができる。
７．時効が成立しなかった場合、別の債務整理方法を取ることができる。
リベラルアセット（引田法律事務所）からの請求・取り立て・裁判・強制執行にお困りの方は、当事務所までお気軽にご相談ください。
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