日立信販(アエル・ナイス)での借り入れを滞らせてしまって既に数十年経過しているにも関わらず、突然ハローシステムと名乗る会社から突然、オレンジ色の封筒に入った下記の内容の「通知書」が届くことがここ最近増えております。
この手の事案ですと、よく架空請求を疑いそのままにされる方がいらっしゃいますが、滞納していること自体に心当たりがあるようでしたら、本当に債権譲渡を受けているケースもありますので、何某かの対応を検討したほうがよく、放置していても解決にはなりません。
特にこのハローシステムは放置していると自宅にまで訪問をしてくる会社です。
このオレンジ色の封筒に入れた「通知書」自体も自宅を確認してからポスト投函送付していることがほとんどです。
日立信販は倒産手続き(民事再生)を行っており、ハローシステムを含め様々な会社に債権が譲渡されております。
債権譲渡先のいずれもあまり質の良い会社とはいえず、このハローシステムはとりわけたちが悪い業者です。
どうやって調べたのか借入時の番号とは異なる現在使用している債務者の携帯電話や勤務先に連絡してきますし、自宅にも取り立てを行う会社です。
仕事帰りを狙って自宅に訪問して来たり、夜の8時過ぎに電話を掛けてこられ、家に怖くて帰れないという依頼者の方もいらっしゃいました。
厳しい取立てのあまりいくらかのお金を支払ってしまった場合、「時効が中断」してしまい時効を主張できなくなる可能性がございますので、ご注意ください。
ハローシステムからの取り立てにお困りの方は当事務所、又は遠方にお住まいの方はお近くの専門家にご相談ください。
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【ハローシステムから届く通知書】
通知書
○○(債務者) 様
(株)ナイス貸付債権の譲渡に基づく貸金の未払いの件につき、双方の円満な早期解決に向けた話し合いの用意がありますので、平成28年7月25日限り下記の東京事務所まで連絡を頂く様要請致します。
尚、連絡無き場合は、解決の意志無き返答と判断し不本意乍、債務金の全額回収に移行致します。
平成28年7月○日
大阪市西成区潮路2の17
ハローシステム
電話 03-3397-1300
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