アペンタクル株式会社(旧商号:ワイド)やサンライフでの借り入れが滞ってしまい、今になって厳しい取り立てを受けて、当事務所で債務整理をされる方はまだまだ多いです。
何度もこのブログで上げておりますが、アペンタクルやグループ会社のサンライフは取り立てを強硬に行ってくる業者としてこの業界でも知られており、時効の期間がとっくに経過していても「時効援用」がされていない債権については、書面での催告のほか、自宅訪問や裁判所を使った手続き(宇都宮簡易裁判所に訴訟・支払督促・債権差押え・自宅の競売申し立て)を容赦なく行ってきます。
たまたま家にいたときにアペンタクルの従業員と話をすることになってしまい、動揺し支払いをしますとつい言ってしまいどうしたらよいかとお尋ね頂くことも増えております。
つい先日ご依頼を受けた方は、支払いが滞って既に10年近く経過しておりましたが、その間に債務名義を取られてしまい時効援用もできる状況ではありませんでした。既に70歳を超えており年金しか収入がない状況でしたが、アペンタクルは自宅に取り立てに来るだけでなく、銀行口座の差し押さえまで行ってきました。
当事務所にご依頼いただくことで取り立てを止めることはできましたが、それでも銀行口座の差し押さえを行ってきました。ただ、銀行口座は常に空にするようアドバイスしておりましたので差押え自体はすぐに取り下げになり、今のところ何も言ってこなくなりました。
このように時効にならない案件でも、専門家に依頼することで請求を止めることが一応はできますので、その間お金を貯めて何らかの解決をはかることができます。
もし返済の交渉を行う場合でもアペンタクルと交渉するのは専門家ですので、ご自身でアペンタクルに電話をしなければならないというストレスが解消でき、精神的には非常に楽になると思います。
長期間アペンタクル(ワイド)に対して支払いを行っておらず、今になって請求が復活して困っている方はお気軽に当事務所やお近くの専門家までご連絡ください。
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参考【アペンタクル株式会社が自宅訪問をしてきた際にポストに投函される書面】
作成日 平成28年 月 日
(商号)アペンタクル株式会社
(旧社名 株式会社ワイド)
本社 栃木県宇都宮市下戸祭2-3-25
担当者名 ○○
借主名
訪問通知書
東京簡易裁判所 平成17年(ロ)第○○号支払督促事件に基づく債務名義
前略
お客様との金銭消費貸借契約におきましては、上記に表示した債務名義が確定しており、お支払に対する決定がなされておりますが、本日現在までご連絡及びお支払の確認が出来ず本日訪問に伺いました。つきましては、裁判所の決定に基づく請求金額をお支払していただきますようお願いもうしあげます
(ご希望がございましたら債務名義の写しをお送りいたしますのでご連絡くださいませ。)
下記お支払期限までに、ご入金もしくはご連絡亡き場合には、解決の意志がないものとみなし、債務名義に基づいて強制執行の申立(差押手続き)を実施することがございますことをココに通知いたします。
草々
≪お支払期限 平成28年 月 日 迄≫
今回請求金額 1,289,562円(※お支払期限時点)
請求元金 315,628円 未収金 〇〇円 損害金計 ○○円
※請求金額(内訳)は入金予定日により異なる場合があります。
【残債務】≪平成28年〇月〇日現在≫
請求元金 〇〇円 最終貸付日 平成17年〇月〇日
未収金 〇〇円 最終貸付直後残高 〇〇円
損害金利率 26.28%
損害金計 〇〇円 約定弁済日 平成18年 月 日
合計金額 〇〇円
【振込先】
省略
本状との行き違いによるご入金の際には、ご容赦くださいませ。
≪告知≫お客様とのご連絡が取れない場合等、やむを得ずお勤め先に連絡することもございますのでご了承くださいませ。
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