株式会社ギルド(大阪府大阪市淀川区西中島5丁目7番11号)の借金について判決まで出てしまい、時効援用もできず取り立てがさらに厳しくなったため、弁護士・司法書士に債務整理を依頼しようとしたところ断れるケースがあります。
断られる理由として、
弁護士や司法書士の専門家が着手しても、ギルドは分割払いに応じない会社なので、その分の費用がもったいない。自分で交渉してみたらいい。専門家が付いていても強制執行をされてしまう。お金がないなら強制執行してきても取られるものはないから大丈夫。
といったものです。
しかしながら、『お金がない。』『仕事をしていないから払えない。』といった理由が通じる業者ではありません。借金について何らかの決着をつけない限り、強制執行だけではなく、自宅・職場にまで訪問するという強硬な取り立てを行ってきます。
当事務所にご依頼頂いたケースでは、生活保護を受けている方や収入が年金だけといった方にも容赦なく請求をしておりました。
そもそも株式会社ギルドとは
アイフル株式会社の子会社だったハッピークレジット株式会社(スカイ)を前身としており、度重なる親会社の変動(アイフル⇒ネオラインキャピタル⇒個人)により、商号もトライト⇒ヴァラモス⇒ギルドと変更になっております。
ギルドという会社名は知らない方であっても、ハッピークレジット(スカイ)、スマイルという会社名はご存知ではないでしょうか。
債務整理は可能?
手段を選ばなければ債務整理自体はできます。
難しいのは、任意整理(分割払いや減額交渉)です。自己破産や個人再生といった裁判所を使う債務整理手続きはギルドのような取り立てが厳しい会社が含まれていても全く問題ございません。過去に裁判をされていて債務名義があったとしてもできます。
当事務所は、時効にすることができず、分割で払っていけない場合でも引き続き自己破産や個人再生手続きのご相談を承っております。
もちろん、自己破産、個人再生は極力避けたい方につきましても、何か方法がないかもう一度模索いたします。
一人で悩まず、まずはお気軽にご相談下さい。
【参考】株式会社ギルドまでの会社変遷
①㈱ハッピークレジット(スカイ) ②㈱信和(スマイル) ③山陽信販㈱
↓3社合併(株式会社ハッピークレジットが存続会社)、商号変更
トライト株式会社(アイフル子会社時代)
↓商号変更
株式会社ヴァラモス(ネオラインホールディングス子会社時代)
↓商号変更
株式会社ギルド(現在)
【参考】一括弁済を求めてくる業者一例(和解ができないわけではありません)
・クレディア
・日本保証(※最近は分割払いに応じてくれるようになってきました)
・ギルド
・ネットカード
・エヌシーキャピタル
・アペンタクル
・サンライフ
・富士クレジット
・フクホー
・マルイ、ベル、ネットライフ等の学生ローン全般
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