携帯電話はもっているものの住所不定やネットカフェ(漫画喫茶)に住んでいるの方から自己破産についてご相談を頂くことがあります。
ちなみにネットカフェ暮らしだからといって自己破産ができないというわけではありません。
しかしながら、自己破産をする場合には住民票や、賃貸借契約書を提出したりして、「生活の本拠地はどこなのか」ということを裁判所に示す必要があるため、破産を申し立てる裁判所を決める必要があるため、定住地は決めていただいております。
一昔前と違って、ある程度の規模の街であればネットカフェなど実質的に寝泊りできる施設がありますので、雨風を凌ぎつつ生活をすることは出来ないこともありません。
また、家賃を滞納しているなどの理由でそれまで住んでいた家を退去しなければならなくなったが、転居費用が手元にない場合などに一時的に避難するために使っている方も多いと思います。
なかなか新しい家を決めるということは難しい場合もあると思いますが、生活再建の第一歩を踏み出したいから債務整理(自己破産)をしようと決断されたと思います。
弊所ではご依頼いただいてすぐに破産を申し立てるではなく、破産申立の準備をしながら転居のための初期費用を貯めていくといった方法で生活を立て直すといったこともできます。
自己破産についてご不明な点や不安なことがおありになる方も、まずはお気軽にご相談頂ければと思います。
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