三井住友カード株式会社からの請求、裁判を起こされている方は、どう対応したらよいか不安な日々を過ごしているかもしれません。
そんな悩みを解決するための手段等についてアドバイスいたします。
三井住友カード株式会社とは?
三井住友カード株式会社は、株式会社三井住友フィナンシャルグループを親会社とする金融会社で、クレジットカード業務、ローン事業、信販事業、信用保証事業を展開しています。
JCB、ニコスと同様にクレジットカードを利用したことがない方であっても聞いたことはあるだろう会社だと思います。
その三井住友カードですが、長期間滞納している債権であっても請求してくるので注意が必要です。
ただ、時効債権の案件も多く、そのような事案は時効援用すれば支払義務がなくなりますし、信用情報も処理されるので、何もせず放置することはとてももったいないことです。
企業情報
会社名:三井住友カード株式会社
本社所在地:東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
※消費者金融のSMBCコンシューマーファイナンスと同じ所在地です。
事業内容 :
クレジットカード業務: クレジットカードの発行および管理、加盟店の開拓と管理
デビットカード・プリペイドカード: デビットカードおよびプリペイドカードの発行と管理
その他決済業務: 電子マネー、QRコード決済、モバイル決済などの提供
ローン業務: 個人向けローン、キャッシングサービス
保証業務: クレジットカード利用に伴う保証サービス
信販業務: 分割払い、リボ払いなどの信販サービス
トランザクション業務: 決済処理、データ処理サービス
債権回収会社
アビリオ債権回収株式会社
アビリオ債権回収株式会社は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス)の子会社ですが、三井住友カードから債権を譲り受けて請求を行うことがあります。ちなみに、アビリオ債権回収は主に以下の貸金業者の債権を請求します。
・SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス、三洋信販)
・新生フィナンシャル(レイク)
・アットローン(※2011年プロミスに吸収合併され、消滅)
・ジャックス
・モビット
・三井住友カード(オーエムシーカード、セントラルファイナンス、クオーク)
・シティカード
・オリックス・クレジット
・アイフルビジネスファイナンス(旧ビジネクスト)
・クラヴィス(旧クオークローン)
SMBCファイナンスサービス株式会社との合併
三井住友カード株式会社はSMBCファイナンスサービス株式会社を合併しており、SMBCファイナンスサービスやセディナで発生した債権を請求することもあります。
株式会社セディナからSMBCファイナンスサービス株式会社までの変遷は下記のとおりです。
1.株式会社セディナの誕生
2009年4月、セディナはOMCカード、セントラルファイナンス、クオークの3社が合併して誕生しました。
2.SMBCファイナンスサービスとの関係
2011年5月、セディナはSMFGカード&クレジットの完全子会社となり、2012年3月には旧SMBCファイナンスサービスの完全子会社化が進められました。
2016年4月には、さくらカードとの合併も行われ、経営の合理化・効率化が図られました。
3.三井住友カードとの関係
2019年4月、セディナは三井住友カードの完全子会社となり、三井住友カードと一体運営を開始しました。2020年7月、セディナを存続会社として旧SMBCファイナンスサービスと合併し、「SMBCファイナンスサービス株式会社」に改称しました。
4.三井住友カードへの合併
2024年4月1日、三井住友カードとSMBCファイナンスサービスは合併し、三井住友カードを存続会社としました。
このように、セディナは複数の合併を経て、最終的に三井住友カードの一部となり、現在に至っています。
SMBCモビット株式会社との合併
2023年7月1日付で、三井住友カード株式会社と株式会社SMBCモビットは合併しました。
この合併により、三井住友カードが存続会社となり、SMBCモビットは三井住友カードの一部となりました。
SMBCモビットというブランドは残っておりますが、三井住友カードが運営会社となっております。
そのため、SMBCモビットで滞納した場合には、三井住友カードから請求を受けることになります。
信用情報機関(JICC、CIC、全銀協)
個人の信用情報機関はJICC、CIC、全銀協の3つがあります。
いずれか又は重複で登録することができますが、現時点で銀行、消費者金融、信販会社として営業している場合に限られます。
三井住友カード株式会社は信用情報機関のうちJICC、CICに加盟しておりますので、三井住友カード株式会社で借り入れをされている方は両方に登録されております。
なお、滞納債権の一部を関連会社であるアビリオ債権回収株式会社に債権譲渡をすることがあります。
債権譲渡をされてしまった債権の情報は5年で削除されるため、信用情報自体はきれいになっている方もおります。
しかし、ご自身の信用情報に三井住友カード株式会社の登録がないからといって債務がないわけではなく、滞納した借金の支払義務は残っておりますので、請求が来ているのであれば、消滅時効援用、任意整理、自己破産などで解決する必要があります。
三井住友カード株式会社の請求方法
三井住友カード株式会社は代理人を付けることはほとんどせず、自社で請求をしてきます。
三井住友カード株式会社で借りたことがないのになんで請求が来るのかと質問をされることがありますが、三井住友カード株式会社はセディナ(三井住友ファイナンスサービス)やSMBCモビット(モビット)を合併しておりますので、セディナ(三井住友ファイナンスサービス)のカードや割賦、SMBCモビット(モビット)の支払いを滞納している場合には、三井住友カード株式会社から請求を受けることがあります。
(ネット上には架空請求だから無視した方が良いと誤ったアドバイスをされているのを散見しますが、放置することは得策ではありません。)
ショートメール(SMS)
利用者への連絡手段としてショートメール(SMS)を使用することがあります。
電話連絡
電話番号を知られている場合には、下記の番号で電話をしてくることがあります。
0088220303 | 0112315805 | 0112421160 | 0113506903 | 0120035000 |
---|---|---|---|---|
0120084665 | 0120086315 | 0120096437 | 0120110105 | 0120110967 |
0120116670 | 0120121549 | 0120125793 | 0120182469 | 0120210085 |
0120223008 | 0120226652 | 0120235601 | 0120247061 | 0120247217 |
0120273561 | 0120273867 | 0120374950 | 0120376162 | 0120377232 |
0120383812 | 0120440766 | 0120492212 | 0120498012 | 0120498020 |
0120508137 | 0120522134 | 0120545353 | 0120548041 | 0120564400 |
0120567909 | 0120632144 | 0120664463 | 0120714505 | 0120789162 |
0120789570 | 0120816437 | 0120836831 | 0120852333 | 0120856969 |
0120861535 | 0120863724 | 0120901110 | 0120911911 | 0120912878 |
0120919324 | 0120919456 | 0120936000 | 0120938301 | 0120938688 |
0120944544 | 0120944744 | 0120945882 | 0120956000 | 0120956282 |
0120956341 | 0120956956 | 0120965321 | 0120975093 | 0120975420 |
0120975776 | 0120975903 | 0120981176 | 0120987622 | 0120989573 |
0120989920 | 0120990224 | 0120990231 | 0120999048 | 0120999243 |
0222118232 | 0222653991 | 0252244872 | 0273273401 | 0333458183 |
0343301373 | 0343301379 | 0343301660 | 0353927169 | 0353927300 |
0353927303 | 0353927304 | 0353927306 | 0353927330 | 0353927349 |
0353927350 | 0353927351 | 0353927353 | 0353927355 | 0353927357 |
0353927360 | 0353927363 | 0353927366 | 0353927367 | 0353927399 |
0353927400 | 0353927407 | 0353927409 | 0353927410 | 0353927411 |
0353927424 | 0353927480 | 0353927490 | 0353927491 | 0353927512 |
0353927542 | 0353927554 | 0353927556 | 0353927597 | 0353927600 |
0353927617 | 0353927621 | 0353927628 | 0353927631 | 0353927655 |
0353927656 | 0353927668 | 0353927678 | 0356383201 | 0356383211 |
0356383491 | 0356384065 | 0356384537 | 0356385813 | 0359080241 |
0363650571 | 0363650572 | 0363650584 | 0363650586 | 0363650587 |
0366274021 | 0366274057 | 0366274083 | 0366274091 | 0366274097 |
0366274098 | 0366274100 | 0366274102 | 0366274105 | 0366274106 |
0366274110 | 0366274113 | 0366274116 | 0366274117 | 0366274125 |
0366274126 | 0366274133 | 0366274135 | 0366274136 | 0366274137 |
0366274145 | 0366274186 | 0366274192 | 0366274195 | 0366274196 |
0366274211 | 0366274223 | 0366274235 | 0366274237 | 0366274256 |
0366274258 | 0366274271 | 0366274275 | 0366274278 | 0366274282 |
0366274292 | 0366274293 | 0366274296 | 0366274301 | 0366274302 |
0366274311 | 0366274318 | 0366274322 | 0366274345 | 0366274476 |
0366274831 | 0366274833 | 0366284813 | 0366341700 | 0366368146 |
0366368147 | 0366368148 | 0366368149 | 0367000592 | 0367229009 |
0367386402 | 0367386405 | 0367386406 | 0367387165 | 0367387207 |
0367387208 | 0367387210 | 0367387211 | 0367387213 | 0367387215 |
0367387216 | 0367415730 | 0367415731 | 0367415881 | 0367415970 |
0368345323 | 0432451173 | 0453193298 | 0522019551 | 0522179141 |
0522179143 | 0523001515 | 0523001571 | 0523243355 | 0523243611 |
0525590406 | 0542516669 | 0570001054 | 0570001230 | 0570001303 |
0570001346 | 0570004980 | 0570015600 | 0570024000 | 0570050050 |
0582516736 | 0662236500 | 0662236543 | 0662236592 | 0662236601 |
0662236630 | 0662236666 | 0662280775 | 0662280777 | 0662281107 |
0662281200 | 0662281210 | 0662281212 | 0662281221 | 0662281222 |
0662281223 | 0662281224 | 0662281225 | 0662281226 | 0662281227 |
0662281234 | 0662281262 | 0662283162 | 0662283170 | 0662539788 |
0663394069 | 0663394073 | 0663394074 | 0663394085 | 0663395236 |
0664453040 | 0664453045 | 0664453046 | 0664453047 | 0664453253 |
0664453273 | 0664453423 | 0664453424 | 0664453488 | 0664453500 |
0664453501 | 0664453502 | 0664453503 | 0664453505 | 0664453510 |
0664453511 | 0664453513 | 0664453515 | 0664453524 | 0664453530 |
0664453535 | 0664453547 | 0664453548 | 0664453552 | 0664453576 |
0664453587 | 0664453596 | 0664453598 | 0664453650 | 0664453655 |
0664453656 | 0664453685 | 0664453695 | 0664453711 | 0664453720 |
0664453721 | 0664453731 | 0664453735 | 0664453737 | 0664453738 |
0664453754 | 0664453762 | 0664453777 | 0664453888 | 0664454240 |
0664454347 | 0676360127 | 0676360133 | 0676362912 | 0676362923 |
0676369423 | 0676369439 | 0676369451 | 0676369458 | 0676369460 |
0676369493 | 0676386084 | 0676397761 | 0676397763 | 0676397769 |
0676397770 | 0677323301 | 0677323302 | 0677323303 | 0677323304 |
0783312050 | 0783312051 | 0822453254 | 0822475735 | 0878226755 |
0924732731 | 0927121744 | 0927131270 | 0927131460 | 0927323131 |
05038270515 | 05038270521 | 05038317036 | 05038317042 | 05038317046 |
05038318057 | 05038318110 | 05038318340 |
通知書
返済が長期間滞ってしまうと、三井住友カード株式会社から、会員資格取消通知書が送られてきます。
自宅訪問・勤務先訪問
三井住友カード株式会社が自宅訪問や勤務先訪問を行っている事案をみたことはありません。
相続人に対する請求
借り入れされていた方が亡くなられている場合、アビリオ債権回収に債権が譲渡された後に、相続人を調査し、相続人に対して法定相続分を請求してすることがあります。
なお、相続放棄をすることで支払義務を逃れることができる場合もありますので、被相続人が残した借金だからと頑張って払っていく必要はありません。
簡易裁判所での裁判・支払督促
何らの対応をしないでいると、簡易裁判所に裁判を起こされることが稀にありますが、基本的にはアビリオ債権回収に譲渡された後、債権回収会社が訴訟を起こしてくることが多いです。
強制執行(口座差押・給与差押)
三井住友カード株式会社の請求を認める判決(債務名義)を取得されてしまった場合、預貯金の差押、給料の差押を行うことがあります。
解決方法
消滅時効
三井住友カード株式会社から請求を受けたり、裁判を起こされてしまった場合でも、最終取引日(期限の利益喪失日)から5年経過していると消滅時効援用により支払義務がなくなる可能性があります。
過去に裁判をされていても、判決確定から10年経過していれば消滅時効援用が可能です。
消滅時効が成立するには、以下の条件を満たす必要があります。
1.最終取引日(期限の利益喪失日)から5年以上が経過している
2.10年以内に裁判を起こされていない
3.支払の約束(債務の承認)をしていない
支払義務がなくなることで、今後請求されることは一切なくなります。
気を付けていただきたいのが、5年以上滞納しているからと言って自動的に時効にはなりません。
必ず、「時効援用」を行う必要がございます。
そのため、先に裁判を起こされてしまい、債務名義を取得されてしまいますと時効にできたものが出来なくなってしまいますので、注意が必要です。
任意整理
消滅時効が成立しない事案であってもあきらめる必要はありません。
専門家(弁護士や司法書士)が依頼者に代わって交渉する任意整理という方法で完済を目指すこともできます。
任意整理とは、専門家が業者に利息の減免を求め、3~5年の分割払いの交渉をする債務整理方法を指します。
任意整理の依頼をすると、三井住友カード株式会社からの請求を止めることができます。
定期的に届く請求書類に追い詰められていた方は、精神的にも楽になると思います。
裁判所を起こされてしまった場合でも、ご依頼頂くことで当事務所で裁判対応いたします。
訴えられたけど、裁判所に行く暇がないからと簡単に諦めないでください。
自己破産・個人再生
消滅時効・任意整理が難しい場合であっても、裁判所の手続きである自己破産・個人再生を利用することで借金問題を解決することができます。
借金問題は何らかの方法で解決できますので、ご安心ください。
過払い金返還請求
長期に渡って返済しているにもかかわらず、まだ請求を受けている場合には取引履歴を取り寄せるのも一手です。
過払い金が発生していれば、当然返済義務はなく、逆にお金を返してもらえる可能性があります。
当事務所は、過払金返還請求のご依頼も承っております。
ご依頼について
当事務所は三井住友カード株式会社から請求を受けた方からの債務整理(消滅時効援用・任意整理等)のご依頼を数多く頂いております。
依頼するメリット
1.三井住友カード株式会社から請求・取立てを止めることができる。
2.三井住友カード株式会社と話す必要がなくなる。
3.裁判対応を任せることができる。
4.代理人として消滅時効援用通知書を発送する。
5.本人に代わって取引内容(契約内容)を調査することができる。
6.時効が完成したかを本人に代わって確認することができる。
7.時効が成立しなかった場合、別の債務整理方法を取ることができる。
8.一人で抱えていた悩みから解放され、心理的な負担を軽減でき、安心した生活が送れる。
※1~7の対応ができるのは弁護士・司法書士に限られており、行政書士はできません。
行政書士にできるのは時効援用通知の作成だけです。
三井住友カード株式会社からの請求・取り立て・裁判・強制執行にお困りの方は、当事務所までお気軽にご相談ください。
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