株式会社エポスカードの家賃保証(家賃保証ROOM iD) を利用して不動産の賃貸借契約をしたものの、様々な理由により家賃を滞納してしまい、ずっと放置していると株式会社エムアールアイ債権回収から突然電話がかかってきたり書類が届くことがあります。(電話を使う場合は0120で掛けてくることがあります。)
株式会社エムアールアイ債権回収は、百貨店の丸井(マルイ、OIOI)グループの債権回収会社であり、主にグループ会社の株式会社エポスカードで長期間支払が滞っている債権の譲り受けや委託を受けて債務者(賃借人)に請求してきます。
株式会社エポスカードの家賃保証だったのになぜ株式会社エムアールアイ債権回収から請求?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
家賃保証ROOM iDという商品は家賃を支払えない場合、株式会社エポスカードが賃借人に代わって大家に支払いをする契約になっております。
そのため、株式会社エポスカードが債権者になってしまうことから、それでもなお滞納を続けているとその債権回収会社である株式会社エムアールアイ債権回収に債権が回ってしまうという流れになります。
なお、保証会社が付いているんだから滞納した家賃は支払わなくてもいいと思われている方がたまにいらっしゃいますが、それは誤解です。
最初に支払う初期費用(保証料)はあくまで、株式会社エポスカードに保証人になってもらうためのお金であって、滞納賃料分は含まれておりません。
ちなみに株式会社エムアールアイ債権回収からの請求は郵送によるものが多いですが、電話を掛けてきたり、自宅にまで訪問してくることがあります。
そのためご家族に内緒にしている場合は、滞納していることがばれてしまう可能性がありますし、たまたま債務者本人が対応してしまった場合には、返済の約束をさせられてしまうこともあります。
ではどういった解決方法があるのでしょうか。
もし、借金の支払いを5年以上しておらず、過去に裁判(訴訟、支払督促、調停)を起こされたこと等時効を中断させる事由が無いようでしたら、「時効援用」を行うことで、支払義務を逃れることができる可能性があります。
(※借金の支払義務は、期間が経過すれば自動的に消滅するものではなく「時効援用」により消滅します。)
「時効援用」により借金の消滅時効が成立すれば、そもそも元金を含め発生した利息・損害金すべてを支払う必要がなくなります。
長期間放置していて、既に時効になっているから対応は不要と思われている方も結構いらっしゃいますが、消費者金融やクレジットカード会社等の債務は時効の期間が経過しているからといって自動的に消滅することはありません。
必ず「時効援用」が必要になります。
もし、支払をしていない期間が5年未満であっても、「任意整理」等の債務整理をすることで返済の負担を軽減することもできます。
家賃、保証料でも債務というくくりでは一緒ですので、債務整理することができます。
(債務整理は消費者金融やクレジットカードだけの解決方法ではありません)
当事務所にご依頼頂くことで、当事務所がご依頼者様に代わって時効援用を行います(万一、時効にならない事案の場合でも、引き続き返済金額の減額及び分割払いの交渉を行うこともできます)。
保証会社の債務整理も積極的に承っております。
ご依頼中は請求しないよう相手方に連絡いたしますので、安心して生活が送れるようになります。
一人で悩まずお気軽にご相談頂ければと思います。
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