ここ最近株式会社アプラスで作ってしまった借金・未払金を返済せずにそのままにしていると、エムズホールディング株式会社(北海道札幌市中央区南一条西四丁目13番地)に債権が譲渡され、そこから債権回収の委託を受けたオリンポス債権回収株式会社から『法的措置予告通知』が届く事案が増えております。
オリンポス債権回収株式会社なんて聞いたこともないし、ネット上の評判も悪いので架空請求を疑う方がいらっしゃいますが、オリンポス債権回収株式会社自体は法務省の許可を得た債権回収会社です。
請求書や催告書が来ているにもかかわらず、長期間支払いをしていないしどうせ時効でしょ。オリンポス債権回収株式会社は北海道にあるみたいだし、裁判するのも費用が掛かるんだからやってくることはないだろう。等と安易に考え、何も対応しないままでいると本当に裁判や支払督促を起こしてくることもある怖い会社です。
ちなみにオリンポス債権回収株式会社は東京にも支店がありますので自宅訪問をする場合もあります。
その他の特徴として、送ってくる封筒の色を変えてくることです。
初めは『親展 重要なお知らせ』と書いてある白色の封筒を使いますが、ずっと無視し続けると『重要なお知らせ 転送不要』と書かれた赤色の封筒を使ってきます。
赤色の封筒はインパクトがありますので、これはまずいぞと思わせ、つい連絡しなきゃという気持ちを喚起させられてしまいます。
しかしながら、相手は債権回収のプロであり、安易に連絡することはそれなりのリスクが伴いますので、注意が必要です。
では、長期間放置してしまったため利息や遅延損害金が多額になってしまっているためとても払えない場合は、どうすればいいでしょうか。
もし、借金を5年以上返済しておらず、過去に裁判(訴訟、支払督促、調停)を起こされたこと等時効を中断させる事由が無いようでしたら、「時効援用」を行うことで、支払義務を逃れることができる可能性があります。
(※借金の支払義務は、期間が経過すれば自動的に消滅するものではなく「時効援用」により消滅します。)
「時効援用」により借金の消滅時効が成立すれば、そもそも元金を含め発生した利息・損害金すべてを支払う必要がなくなります。
オリンポス債権回収株式会社が請求する債権は最終取引日から5年以上経過しているものがほとんどであるため(中には10年以上経過しているものもあります)、時効援用をすれば支払いをしなくて済む事案が多いです。
請求が来ている際に一番やってはいけないことは、何もしないまま放置することです。
いくら時効の期間を経過しているといっても、「時効援用」しない限り支払い義務を逃れることはできません。
もしオリンポス債権回収株式会社からの請求が来てしまい、どう対応すれば良いかわからない方はどうぞお気軽にご相談ください。
当事務所にご依頼頂くことで、当事務所がご依頼者様に代わって時効援用を行います(万一、時効にならない事案の場合でも、引き続き返済金額の減額及び分割払いの交渉を行うこともできます)。
また、ご依頼中は取立ても止まりますので、安心して生活が送れるようになります。
【オリンポス債権回収株式会社が請求してくる債権一例】
・株式会社アプラス⇒エムズホールディング株式会社
・三和信用保証株式会社⇒株式会社MK.インベスターズ
・株式会社アプラス⇒合同会社OCC
・CFJ株式会社(アイク株式会社、ディックファイナンス株式会社、タイヘイ株式会社、株式会社ユニマットライフ⇒有限会社ラックスキャピタル
・株式会社クリバース⇒有限会社ラックスキャピタル
・ニッシン(NISグループ)⇒パインクレストアセットマネージメント合同会社⇒株式会社MK.インベスターズ
・株式会社武富士⇒SBIメザニンファンド3号投資事業有限責任組合及び首都圏企業再生ファンド2号投資事業有限責任組合⇒株式会社キュ・エル
・株式会社武富士⇒株式会社北人
・株式会社武富士⇒株式会社MKイプシロン
・株式会社武富士⇒株式会社MKアルファ
・株式会社武富士⇒武富士トラスト合同会社
・アース株式会社、RHインシグノ株式会社(株式会社リラエンタープライズ※破産)⇒株式会社MK.インベスターズ
・株式会社学研クレジット(現:ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社)⇒株式会社MKベータ
等
【オリンポス債権回収株式会社が送ってくる封書タイトル】
・ご通知
・法的措置予告通知
・和解提案書
・訪問予告通知
・弁済要請
・一括弁済勧告通知
等
参考:白い封筒に入った【法的措置予告通知】
平成 年 月 日
借主住所氏名
〒062-0020
北海道札幌市豊平区月寒中央通7丁目~
オリンポス債権回収株式会社
サービシング事業部 管理課
札幌店
法的措置予告通知
前略
当社は、受託した下記債権につき、貴殿に対し支払の催告及びご連絡を重ねてお願いし、催告書において法的措置への移行も検討していることをお伝えしております。
しかしながら、本書面発行日現在に至るまで、貴殿よりお支払あるいはご連絡を頂けない状況が続いていることは誠に残念であり、先にお伝えしました通り法的措置へ移行せざるを得ない状況にあります。もっとも、当社と致しましては話合いによる解決が望ましいと考えており、支払方法等に関するご相談を承る用意があることもお伝えした通りです。
つきましては、法的手段による解決を回避し、これ以上の事態の悪化を防ぐためにも、下記【請求債権に関する表示】欄記載の請求債権合計額のお支払について、本状到着後、速やかに上記連絡先担当者までご連絡下さいますようお願い致します。
草々
※貴殿からのお支払いあるいはご連絡と本状が行き違いとなった場合には、あしからずご容赦下さい。
【請求債権に関する表示】
現債権者 北海道札幌市中央区南一条西四丁目13番地
エムズホールディング株式会社
原契約会社 大阪府大阪市浪速区湊町1丁目2番3号
株式会社アプラス
(省略)
【本状発行日時点残高】
(省略)
【お支払銀行口座】
(省略)
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