事務所によって違う報酬基準

事務所
photomax / Pixabay

専門家の報酬について、どこの事務所に頼んでも報酬は同じ位だと思われがちですが、実は違います。
事務所によってピンからキリまでで同じ仕事を依頼しても何十万と違いが出ます。
おかしいと思われるかもしれませんが、専門家報酬は自由化されており、基本的にいくらに設定も自由です。
事務所ごとに報酬基準が定められておりますので、通常依頼時に説明がなされます。

債務整理において大きく報酬が変わるケースとして減額報酬を設けているか否かにあります。

例えば、任意整理手続き前に借り入れが5社で500万円あると仮定し、手続きの結果、借金が100万円まで圧縮出来たとします。
この場合、減額報酬のある事務所では 500万円-100万円=400万円の経済的利益があったと考えられ、圧縮できた分の400万円の10%~20%の報酬を基本報酬以外に請求されます。
つまり、基本報酬以外で約40万円~80万円程が報酬として加算されてしまうのです。

 

これを時効に置き換えた場合はどうでしょうか。
時効の場合、利息損害金が元金の倍以上発生していることがほとんどです。
そんな中で減額報酬を取られたら、軽く何十万の報酬を払うことになります。
ひどいケースでは他の事務所で時効の報酬が100万円程になると言われたので、当事務所に依頼をした方もいらっしゃいます。

 

分割払いの交渉は自分で行うことは難しいですが、時効手続きは自分でもやろうと思えば何とかできます。
また、時効手続きはどこの事務所に頼んでも同じ結果が出ます(当たり前ですよね)。
せっかく時効にしても、高い報酬を払うのではもったいないですよね。

 

当事務所では、報酬のために時効の依頼が出来ないという方を出来る限り減らしたいという思いで、報酬を着手金の2万円のみとしております。
他の事務所に比べて安価なため、良く採算が取れるのかとか追加の報酬がかかるのではないかと質問を受けますが、当事務所ではこれくらいが適正だと判断して報酬基準を定めております。

事務所によってこれだけ違う専門家報酬

【業者3社、合計200万円の借金を時効にした場合】
※成功報酬が着手金と同額発生する事務所との比較
当事務所で行う場合一般的な事務所の場合
着手金(税抜)60,000円60,000円
~150,000円
成功報酬(税抜)0円60,000円
~150,000円
減額報酬(税抜)0円0円
~400,000円
管理費(事務代行費)0円0円~20,000円
諸経費(郵便代)15,000円15,000円
合 計75,000円135,000円
~735,000円
※時効の場合、減額報酬の有無でかなり負担が変わりますので、当事務所に依頼されない場合でも、必ず確認されることをおすすめいたします。
LINEからのご相談も承っております。
友だち追加
お問い合わせ
ご相談フォーム(こちらからでも可能です)

    借入総額
    ~99万円100万~499万円500万円~

    借入件数
    1件2件~5件6件以上

    ご連絡方法について
    メールで返事が欲しい電話で返事が欲しいメールでも電話でも良い

    業者から届いた資料・書類の確認を希望される場合は、こちらよりアップロード下さい。
    (写メ、PDF可)

    アクセス
    事務所
    シェアする
    債務整理・時効援用の現場 司法書士法人御苑総合事務所

    コメント

    テキストのコピーはできません。