携帯端末の現金化

当事務所は、ヤミ金を騙った詐欺やちょっとしたアルバイトだからと友人から誘われ携帯端末(主にiPhone、iPad、Nexus)を契約させられ、高額な端末代金の支払いが残ってしまった方について携帯電話会社に対し月々の返済を減らす交渉を得意としております。

そのため、当事務所に携帯電話会社の債務整理(任意整理)を依頼される方のほとんどがご自身の意思で契約をしたものではない方ですが、たまに消費者金融やクレジットカード会社の債務支払いや生活費の足しにするため、携帯端末をご自身の意思で購入してすぐに買取業者に売却し(現金化をし)、携帯電話会社への支払が出来なくなってしまった方の債務整理の依頼を受けることがあります。

ただ、現金化をしてしまった方でも債務整理をすること自体は可能ですが、一般的な傾向として債務額が他の方と比べて多額になっていることが多いです。

携帯電話会社と契約できるだけ契約してしまったことで、債務がぱんぱんに膨れ上がってもはやどうすることもなったときにやっと専門家に相談といいう結果だからだと思いますが、債務額が大きければ大きいほど”任意整理”という方針は取りづらくなります。

しかし、自己破産で解決かと言えばそんな簡単な事ではありません。

直近で携帯端末を現金化したことが問題となってしまうことがありうるからです。

もし、返済が少しでも苦しいようであればそれは債務整理を検討せざるを得ない時期に来ているということです。現金化は問題の先送りにしかならないだけでなく債務の解決方法を狭めてしまい結果的に一番取りたくない”自己破産”という方法を選択せざるを得なくなります。

 

携帯電話などを現金化してしまい、返済が苦しいようであればどうぞお気軽にご相談ください。

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