東東京管理解決センター株式会社(東京都江戸川区鹿骨)なる業者が、長期間滞っている債権の譲渡を受け裁判や支払督促を起こしてくることがあります。
実態は良くわからない会社であり、架空請求の類を疑われる方も多いですが、この会社の特徴として裁判所を通じて請求してくるということです。
中には、公示送達の方法を使って判決を取っているケースもあります。
貸金や損害賠償などの民事の債権は、法律が定める時効の期間が経過していたとしても勝手には時効になりません。相手方に対し、「時効援用」が必要になります。
また、時効援用をすれば時効になる債権であっても、裁判所が勝手に時効を認定してくれることもありません。
この会社はそれらの事を熟知して裁判を起こしていますので、もし裁判所から書類が届いた場合、時効だから大丈夫。取られるものは何もないからといってそのままにせず、専門家などに相談をされることをお勧めいたします。
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