武富士への借金を滞納していた場合、武富士の債権を譲り受けたという会社から請求が来ることがあります。
武富士（現：更生会社TFK株式会社）はご存知の方も多いと思いますが、会社更生手続きを行っており、株式会社日本保証（旧商号・ロプロ）にその事業を承継させており、日本保証から請求が来るケースが多いです。
ただ、武富士の倒産前に別の貸金業者、債権回収会社、SPCなどに債権を移しているケースもあり、そこから請求が来ることもあります。
当事務所で扱ったケースから判明した武富士がらみの債権の行方は大体こんな感じです。
①武富士→日本保証（当事務所で扱う１番多いケース）
②武富士→更生会社TFK株式会社（日本保証に承継されずそのまま残ってしまったもの）
③武富士→（武富士トラスト）→メザニンファンド3号投資事業有限責任組合・首都圏企業再生ファンド2号投資事業有限責任組合（エイチエス債権回収が回収業務受託）
④武富士→（武富士トラスト）→メザニンファンド3号投資事業有限責任組合・首都圏企業再生ファンド2号投資事業有限責任組合（オリンポス債権回収が回収業務受託、2番目に多いケース・時効になっているもの多数）
⑤武富士→株式会社MKイプシロン（オリンポス債権回収が回収業務受託）
⑥武富士→ミネルヴァ債権回収株式会社
⑦武富士→富士クレジット（武富士が倒産前にかなりの件数が債権譲渡されております。富士クレジットはJICCを使用できるため、信用情報機関を見ると富士クレジットと登録されておりそれで判明することがあります。）
長期間支払いをしていない場合、「時効援用」により支払義務を逃れることができます。
ただ、日本保証は時効になっている債権であっても東京簡易裁判所に訴訟を頻繁に起こしておりますので、注意が必要です。
武富士がらみの借金について請求・催告が来た場合、当事務所までお気軽にご相談ください。
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