過去に株式会社ティーシーエム（旧本店所在地：長野県長野市）で借り入れをし、返済が滞ってしまった場合、株式会社コムレイドという会社から東京簡易裁判所に訴えられてしまうことがあります。
ティーシーエム（TCM）という会社は取引をしたことがあるが、コムレイドという会社は聞いたことがない。架空請求ではないのかとよくご質問いただくことがありますが、ティーシーエムの親会社がアイフル→ネオラインキャピタルに変更した際に、商号をコムレイドに変更しております。
現在では、親会社もネオラインキャピタルからMEDSホールディングスに変わっており、コムレイドの本店も東京都台東区に移っております。
コムレイドは貸金業をすでに廃業し、過去に貸付していた債権を回収する業務を主に行っており、５年以上返済をしていない債権であっても、東京簡易裁判所に訴訟を起こしてきます。
時効の期間が経過していても「時効援用」をしなければ消滅時効は成立しません。
コムレイドはそれを逆手にとって訴訟を起こします。
なお、判決を取られてしまった場合、コムレイドは強制執行を行ってきます。
強制執行について怖い人たちが家に乗り込んでくることを想像されることが多いですが、実際は債権執行と呼ばれる口座の差し押さえをしてくることがほとんどです。
ティーシーエム（TCM）で取引をしていた際、借入金を振り込んでもらったことがあれば、その銀行口座を差し押さえられたり、差し押さえが簡単なゆうちょ銀行を押さえてくることが多いです。
自分はお金がないから強制執行なんて全く怖くはないとそのままにするのはあまりお勧めはいたしません。強制執行がされたことにより時効が中断してしまいますので、いつまでも請求書・催告書は届き続けますし、いつまた差押えが来るかもわかりません。自宅訪問をする会社でもあります。
裁判所から何らかの書類が届き、この機会に借金の整理をお考えの方は当事務所までお気軽にご相談ください。
コメント