東京司法書士会に所属する司法書士で、所在不明になっている人がおり、その方が受任している債務整理事案が放置状態になっているそうです。
その中には破産手続き中や任意整理で返済代行中の事案もあるとのことです。
どこの事務所かは今のところわからないですが、もしこの事務所の依頼者になっているのではないかと思われる方は、東京司法書士会にお電話いただけましたら対応策を教えてもらえます。
ちなみに、依頼していた専門家(弁護士・司法書士)が、何らかの事情(死亡や倒産)で突然廃業し、数か月、数年経って依頼者が気付かれどうしたらよいかというご相談は毎年少なからずございます。
債務整理を依頼中の場合、廃業に伴う業務放置により、債務額が膨らんでしまい、返済することがもはやできない状態に陥る場合もございます。
過払い金請求を依頼している場合は、過払金返還請求権が時効になってしまい、もはや業者に過払い金を返還してもらえない等の不利益が起こりえます。
和解が成立し返済代行を任せている場合、支払が止まりますので、期限の利益喪失してしまいます(一括で支払わなければいけなくなります)。せっかく和解が成立したのに破ったことになります。
「債務整理を依頼しているのに、業者から請求書が届き始めた。」
「依頼してから数年経っているのに連絡が無い。」
「何度電話をしてもつながらない。」
「事務所に行ったら、既にそこには事務所がなかった。」
こういったことが起こった場合には、早急に専門家が所属していた団体にご相談されることをお勧めいたします。
なお、債務整理を依頼していた専門家が廃業していることが判明した場合に、そのままにしていても借金問題は解決いたしませんので、改めて専門家を依頼する必要がございます。
当事務所ではこのような引継ぎ事案も承っておりますので、お気軽にご連絡下さい。
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[…] 債務整理を依頼していた専門家が行方不明になってしまった 東京司法書士会に所属する司法書士で、所在不明になっている人がおり、その方が受任している債務整理事案が放置状態になっているそうです。 …gyoenlegal.wpblog.jp2019-02-06 23:09 […]